2013年10月3日木曜日

出産の記録…その1。破水で入院編

今、娘(めめちゃん・仮名)が膝の上に乗せた授乳クッションの上で熟睡しています…。
動かすのも億劫なのでこのまま駅弁販売スタイルでblogを書きます。
***

予定日を過ぎて4日目、土曜日の就寝中。
仰向けに寝ていたら少量の破水をしました。
破水の感覚は、なんつーか、かの股のところから竹で作った民芸もの水鉄砲でピュっ!とまっすぐに水を押し出したような感じでした。
それで、熟睡していたけど「んっ?!」と違和感を声に出して目覚めるほどに意識できるものでした。

…でも、なんとなく、なかったことにしたい…かも…

明らかに出どころ的に尿ではない。
でも夜中じゃん。こんな時間に電話する?
オリモノっていう可能性もあるしな…?


……
寝返りをうつ。
ジワ…
(…また出た…)

暫くじっとしていたが、下着のお尻の方まで水が伝って濡れたので、不快感から下着を替えるために一応トイレに立って確認をしてみる。
透明で温かい水分で、匂ってみると尿のアンモニア臭ではなく、今まで嗅いだことのない、なんともいえない臭い。(…と手帳にメモしてるけど、もうどんな匂いか忘れた)

トイレから出て時間を確認すると午前3時20分だった。


ところで、2週間ほど前に会った出産したての友達が、彼女も破水からのスタートだったのだ。その友達は、 予定日近くのある朝起きたら下着が濡れていて、一応病院で診察受けてみたら破水だと分かって、しばらくしたら自然に陣痛がきて、その日のうちに産まれたらしい。ちなみに、陣痛室にてパパが来たところで、助産師さんが膜を突いて(?)大きく破水させたらしい。

そに話を聞いて、破水したら即、赤ちゃんを取り出さねばいけないのかと思っていた私は、「朝まで気づかなかったけどok」って、結構余裕あんねんなぁ~と思ったのだった。

その友達の体験談のおかげもあって、意外と冷静に「このまま陣痛が来るかもしれない」と期待して再度布団に横になった。幸いなことに、涼しい9月の朝で体に汗をかくような不快感がなかったのも良かった。

5時半頃までは、スマホで色々検索しながらゴロゴロする。仰向けで寝るとちょろっと破水するみたいなので、なるべく左右どちらか向きで、なるべく体制をかえないように心がけていた。この感もずっと胎動は感じていたので安心していた。ときどきお腹が痛むがイマイチ陣痛という感じではない…。そして何時の間にか寝入っていたようだ。結局7時半にいつもの目覚まし時計が鳴るくらいまでは、ウトウトしたり一見なんでもない朝を迎えた

病院に電話する夢を見ていた。



トイレに行って、やはり下着が濡れているので、夫に務めて冷静に「破水したみたいやから、病院に電話するわ」と言う。実は破水を予感した昨夜から、このことを夫を煽らずに伝えることは最初のミッションだった。

携帯で病院へ電話して、看護師さんと話す。おしっこと間違いではない?と確認された。やっぱ間違う人多いみたい。おしっこではないですが、水っぽいおりものではないかというと、自信はないです…と伝えると、では念のため入院準備を持って病院にきてください、とGOが出た。
「病院来てやって」
と夫に伝えると「え?ほんまに?」「俺今日仕事休もうか?」と、来るべき時が来たことにすこし慌てている様子。私は顔を洗い、選択乾燥コースで洗濯機を稼働させて、その間に夫は猫のエサを山盛りと水を多めに用意していた。途中、動揺していたおっとは折角満杯まで水を張った水入れを足にひっかけ転覆させて階段を水浸しにしていてウケた。
猫に挨拶をして出発。大きなボストンバッグを提げて、朝に出発。なんだか旅行へでも行くような気分。
途中、念願だった "出産の時はコンビニでおにぎりとサンドイッチを買う"という任務を果 たして病院へ。

病院へ向かう車内から、母へ「破水したから病院いきまーす♪」とメールする。


続きます!長っ!